前2章は、衝撃の展開だった。音読しながら、絶句していた。寒い部屋で、汗が噴き出てくるようだった。拝読後にも、実に様々なことを感じ、かつ、考えさせられ続けた。「天地の開けし時ゆためしなき 今日の動きの大いなるかも」という朝香比女の神のお歌からも、事の大きさを窺い知ることができるだろう。詳細は、各自に拝読してもらう他ない。ここでは同神のお歌を3首紹介しておく。
「天津神は神を認めず国津神は 真言の神を斎きまつれる」
「千早振る神は光に在しませば 神にかなへる魂はかがよふ」
「神を背にし信仰の道欠くならば 神魂の光次々に失せむ」
この二章のあまりの衝撃から、次の「神嘉言」の今朝の拝読まで数日を要した。ここに至り、目出度く新しき国が誕生することとなった。
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今朝の朝拝時に直感したことは「愛あっての智」であるということだった。何か深く納得するものがあった。愛のためでなければ、智の光は受けられない…確かに、現・幽を通しての体験的な事実であることに気が付いた。
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