節分。「三千世界一度に開く梅の花、艮の金神の世に成りたぞよ」という神さまの壮大な言霊とともに、すべてが始まったその日だ。今日は、その尊さとありがたさ、目出度さを感じつつの、大祭(参照)だ。
日月の神光は、いつも我々を照らしてくださっている。だから、本当は目出度くない日などはない。それでも、やはり特別なのだろう。とてつもない速度で、何かが変わろうとしているようにも感じられる。
朝方、美しい半月を見た瞬間に「艮の教」という言葉が出てきた。多くの古今東西の名著を広く深く理解できるようになるほどに、実感が伴ってくる。いや、思い出されてくるといった方が良い。艮から、始まっているということを。
(余白歌)
太霊の大法により自らを 統摂するは宗教心なり
主の神の命に随ひ日々の 行為をするは宗教心なり
菖蒲咲く初夏をも待たず移り行く 世のさま思へば静心なし
『霊界物語 第78巻』
宗教とは何か?外分的・分別的な定義は知らないし、もう、どうでもいい。
事実、すべての人には、宗教心があるのだ。
天地の神子と生れ出でたる其本分を尽さしめたまへ
『おほもとのりと 感謝祈願詞』
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